ミニクーパーのエアコンが思ったより効かないなぁって思いながらも乗り続けていましたが、いよいよ限界なので、エアコンガスを、自分で充填してみました!
想像よりも簡単作業でエアコンガスを充填でき、吹き出し口から出る風も冷たくなって効果を感じることができて満足です。
ミニを購入してから1度もエアコンガスのクリーニングや充填をしたことがなく、エアコンの効きが悪いと思う方は試してみる価値はありますよ。
この記事では、ミニクーパーのエアコンガスを充填する方法を紹介しています。
注意
エアコンコンプレッサーが壊れることもあるので、自信がない方はカーショップ(イエローハットなど)やディーラーで施工することをオススメ。
ミニクーパーにエアコンガスを充填する
エアコンガスの種類を確認
エアコンガスは基本的にHFC-134a(R134a)を選んでおけばOKです。
心配な方はボンネットを開けると、ラベルが貼られているので確認が可能。
購入したチャージセット
AmazonでHFC-134a缶2本とガスチャージホース(ゲージ付き)を購入しました。
アストロプロダクツやモノタロウなどでも販売していますが、送料無料なのと発送が速いのでAmazon。
缶に穴を開けるバルブとホースが分離したタイプです。(ネジで接続するだけなので簡単)
今回購入したセット
エアコン低圧側の接続口を確認
エアコンガスは充填口の低圧側に接続して入れていきます。
ミニクーパーの場合は運転席側に低圧、助手席側に高圧の接続口となっていますが、サイズが違うので間違って接続することはありません。
ミニには日本車の多くが表示されているガスキャンプにL:低圧、H:高圧とアルファベットの頭文字が表示されていません。
ガス缶とバルブ類を接続する
ガス缶とバルブを接続するのですが、バルブの針が出たままで接続すると、ガス缶のガスがすべて抜けてしまうので、針を戻します。
今回届いたバルブは針が出ていました。
針を戻して接続完了。
続いてバルブとゲージが付いたホースを接続します。(商品によっては全て繋がっています。)
ホース内の空気抜きをして、準備完了です。
空気抜きの方法は、商品によって違うのですが、自分が購入した物はカプラーに接続する前にバルブを開放してホース内の空気を抜く方法でした。
MINIのエアコンを設定
MINIのエンジンをかけて、エアコンの温度を最低、風量を最大、内気循環に設定します。
エアコンのコンプレッサーがうなりをあげるので、コンプレッサーが動いているのが分かるはずです。
ここでコンプレッサーが動いてなかったら、ガスを入れても無意味なので、コンプレッサーの修理が必要。
エアコンのコンプレッサーを回す必要があるので、窓は全開にしておきます。
低圧側に接続する
事前に確認しておいた低圧側のカプラーに接続します。
ホースとカプラーの接続はクイックジョイント式なので、写真のようにジョイントをスライドさせた状態でカプラーに差し込み手を離すと接続完了です。
このとき引っ張って外れなければOK、簡単に外れた場合は再度取り付けてください。
ゲージを確認してガス注入
ホースのゲージを確認して、ガス圧が高い場合はガスを入れる必要がありません。
今回は青色の部分を指していますが、圧は低そうだったので1本注入することに。
液化ガスが気化してガス缶が冷たくなるため、凍傷予防のためにも軍手などをしておいた方が良いです。
ガス缶を振ったり逆さまにしたりすると、液体が入るのでやめておきましょう。
ある程度放置して終了
ゲージが少しずつ上っていくか針の振れが安定してくるので、しばらく放置します。
自分は10分ぐらい放置していました。
カプラーとホースを外すときにエンジンはかかった状態でも止めた状態でもOKです。
心配ならエンジンを止めてから外しましょう。
MINI R56 エアコンガス充填まとめ
MINI R56に充填するエアコンガスは「HFC-134a(R134a)」です。
エアコンの低圧側カプラーはボンネット内の運転席側にあります。
商品によってはエア抜きの方法が違いますが、基本的な取り付けからガス注入までの流れは同じです。
- エアコンの温度最低、風量MAX、窓全開
- 低圧側のカプラーに接続
- ガス注入
エアコンのガスを入れすぎても不具合が発生します。今回は自分でガスを充填する方法を紹介しましたが、心配な方はディーラーかカーショップでの作業をオススメします。
エアコンガス充填以外にもMINIの整備などやっていますので、良かったらそちらもご覧ください。