こんにちは∵まだ救急車を利用したことがない一砂です(@kazunabear)
先日消防士の友人と飲む機会があったのですが、そのときに救急車のタクシー替わりの利用が下関市でも発生していると聞いて、それは問題だと思い記事にしてみました。
意外と走っている救急車
救急車ってそんなに呼ばないでしょうって思っていました。
ですが、下関市では平成30年に約1万5千件も救急出動があったみたいなんです。
人口30万人も居ない下関市で1万5千件ですよ?多くないですか?
特に気にして生活してなかったのですが、件数が多いことを聞いてから、意外にも救急車ってたくさんサイレンを鳴らして走ってることに気がつきました。
でも調べてみると下関市で常時出動可能な救急車は10台しかいません。
しかもそのうちの4台は旧豊浦郡の豊浦町、豊北町、豊田町、菊川町にそれぞれ1台ずつ配備されているので、実質6台で市内をカバーしていることになりますね・・・
同時多発に呼ばれたら・・・
もしも市内で救急が多発して6台しかいない救急車が全部出動したらどうなるのか?って疑問がわきました。
そこで友人に聞いてみると、救急車が全部出動しているので、7件目からは待ってもらうみたいです。
待ってもらうって・・・救急車の要請をしてもすぐには来てもらえないことがあるってことですよね。
遅くなる到着時間
救急出動が多くなると最悪の場合、救急車の予約待ちっていうことにもなりかねませんが、予約待ちじゃなくても住んでいる地域から遠い場所の消防署から救急車が出動することもあるそうです。
なんか昔聞いた話で市内だったら通報からだいたい5分もあれば救急車が来るって話の記憶があるのですが、いまは救急出動が多くて平均8分ぐらいかかるみたいです。
待ってる方は早く来てもらいたいのに8分以上も待つことになったら、その時間は相当長く感じることでしょう。
消防車も出動する
救急車がすぐに現場に行けないけど、心臓が止まっているとか呼吸をしてないって通報があったときには消防車も救急現場に出動するみたいです。PA出動っていって消防車のP(ポンプ車)と救急車のA(アンビュランス)の頭文字をとってPA連携っていうそうです。
法律の関係で消防車が搬送することはないみたいですが、救急車が到着するまでの間に応急処置をしたりするみたいですね。
救急隊ではないが、救急の資格を持っているので、ある程度のことはできるようです。
救急救命士とは違うみたいですけどね。
どちらにしても救急車が来るまでの間に、なんらかの処置をしてくれる人が来るのはありがたいことですよね。
搬送されるほとんどが軽症者
救急車を呼んで搬送されて本当に救急車が必要な人ってどれぐらいなんでしょうね?
友人も完璧に覚えているわけではありませんが、50%以上は入院もせずに帰宅しているみたいです。
でもそれって救急車が必要だったんですかね・・・軽症ですよね。
しかも中には月に何度も救急車を呼んだりする救急常習者って呼ばれている人も居るみたいで、下関市でも問題になってるみたいです。
もしも救急車が必要のない軽症の人が救急車を呼んでいる間に、今にも命を失いそうな人が発生したとしたらゾッとします。しかもそれが自分の家族だったとしたらどう思いますか?
救急車の利用はやっぱりちゃんと考えないといけませんね。
どうなの?って思う事例
普段救急車に乗っているからいろいろなパターンに遭遇するみたいです。
- 足が痛くて動けないって通報だったのに現場につくと自分で救急車に乗ってきた。
- タクシーを呼ぶとお金かかるし救急車ならタダで病院に行ける。
- 日焼けして身体が痛い。
- 指先を少し包丁で切った。
他にもなんだかたくさんあるみたいですけど、ありすぎて言い切れないとか・・・
タクシーを呼ぶとお金がかかるって・・・絶対おかしいですよね?病院には行きたいから救急車呼んじゃえって感じなんですかねぇ。
やっぱりもう軽症なら救急車の利用料金を取るべきです!
だいたい日本の救急車が無料だから安易に呼ぶ人が増えるんですよ。
おわりに
下関市だけじゃなく全国的に救急出動は増えていっているみたいです。
でもそのほとんどが救急車が本当に必要なのか疑われる人ばかり・・・
救急車は本当に必要な人の元にすぐに駆けつけてもらえる環境にしておかないといけませんね。