アフィニティデザイナーがぼちぼち分かってきた一砂です(@kazunabear)
アフィニティデザイナーは2022年1月現在、日本語の縦書きには対応していません。
ですが、無理やり日本語を縦書きにできるので紹介します。
いつか日本語縦書きが標準で出来る日は来るのでしょうか?
AFFINITY Designer で日本語の縦書き
日本語を縦書きにする方法は、2種類あります。
- テキスト内で改行して縦書きにする方法
- フレームテキストを使う方法
普段使うのはアートテキストだと思うのでフレームテキストは馴染みが無いと思います。
どちらの方法でも縦書きにできるので試してみてください。
テキスト内で改行する
実践してみましょう!何でも良いのでテキストを用意してください。
1文字ずつ改行して、無理やり縦書きにします。
縦書きになりましたが、文字間のバランスなど変更したい場合もあると思います。
そんな場合は、テキストをすべて選択して右側のテキストスタジオから間隔を選択。
一番上の行送りの数値を小さくしたら文字間が狭くなり、大きくしたら広がります。
フレームテキストを使う
フレームテキストは左側のテキストツールから選択することができます。
普段AのアイコンがTになったらフレームテキストで入力することになります。
今回は「フレームテキストで縦書き」というテキストを用意してみました。
フレーム(青枠)の周囲にある青丸を動かすことでフレームのサイズが変化して、中のテキストも動きます。
青丸をどんどん左側に動かすことで文字が下に押し出されていくので最終的に縦書きになるのです。
ですが伸ばし棒は縦書きにならないので横のままです。
文字間の調整は先程と同じようにテキストスタジオの間隔から変更できます。
縦書きの中に横書きを入れる
縦書きの中に横書きの英数字を入れたい場合もあると思います。
例えば広告の○%OFFとかですね。
写真のテキストは「本日 %」と「60」「OFF」の3つレイヤーを使っています。
本日 %は改行で縦書きにして、英数字は普通に入力しただけ。
エクセルなんかでもたまに使う技ですね~
まとめ
アフィニティデザイナーはテキストの縦書きに対応していない。
縦書きテキストにしたい場合は無理やりするしかない。
無理やりするので伸ばし棒などは横書きのまま。
縦書きの中に横書きの英数字を入れたいときなどは別に用意する必要がある。
英語圏では縦書き表記ってないのか?
このアプリが日本でどんどん売れたら日本語の縦書き機能も追加されるかもしれませんね。