Windows 11では、ユーザーエクスペリエンスの向上を目指して、右クリックメニューのデザインと構成が大幅に刷新されました。
これにより、「切り取り」や「コピー」などの基本的な操作がアイコン表示となり、従来のテキスト表示に慣れ親しんだユーザーにとっては使いづらさを感じる場面もあるかもしれません。
「前のほうが使いやすかった」「今のメニューは慣れない」という人の方が多いかも?
自分は以前の方が良かったと思っています。
まぁこれも慣れなんでしょうけどね。
この記事では、Windows11の右クリックを以前の右クリックメニューに戻す方法を3パターン紹介します!
以前の右クリックに戻す方法3選
Windows10までの慣れ親しんだ右クリックメニューに戻す方法を3パターン紹介しますね。
- その他のオプションを利用する
- キーボード操作を足す
- 永続的に戻す
その他のオプションを確認する
右クリックをして開いたメニューの一番下に「その他のオプションを確認」という項目があります。

その項目をクリックすると以前の右クリックメニューが表示されます。

簡単に表示できますが、一時的に表示させたい場合以外は面倒ですよね。
キーボード操作を足す
キーボードのShiftを押しながら右クリックをすると一発で以前の右クリックメニューが表示されます。
これはWindows11のバージョン22H2以降で表示できるようになりました。
よっぽどクレームが入ったんでしょうね。
キーボード操作もするという一手間ありますが、次に紹介する方法ができない人は、この方法が現実的でしょう。
永続的に以前の右クリックメニューにする
上で紹介した2パターンは一時的なものでした。
ですが、ここで紹介する方法をすることで、永続的に以前の右クリックメニューとなります。
永続的とはいえ、標準に戻す方法もあるので心配しないでください。
職場のパソコンなどは、システム管理者以外が変更することを認めていないケースがほとんどだと思うので、分からない場合は止めておきましょう。
変更までの流れ
下部ツールバーのWindowsアイコンを右クリックしてターミナル(管理者)をクリック

以下の文字列をコピーして、表示されたターミナルにそのままペーストしてください
reg.exe add “HKCU\Software\Classes\CLSID{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32” /f /ve

貼り付けることが出来たら(Enter)
この操作を正しく終了しましたと表示されたら成功です。

再起動させたら右クリックをしてみましょう。
以前の右クリックメニューになっているはずです。
標準に戻すには以下の文字列をコピー・ペースト、Enterです。
reg.exe delete “HKCU\Software\Classes\CLSID{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}” /f