熊野高校の監督に就任して初めての秋の全国大会(神宮大会)へ出場する
以前監督を努めていた頃にはなかった大会なだけに監督としても楽しみである
https://kazubear.com/eikan9-10全国制覇の道#11
秋の全国大会
秋の全国大会は初めての経験なので抽選会にも参加
いきなりSランクの高校と当たることはなかったので良しとしよう
担当者から2回戦からの出場だと説明を受けた
木曽電工高校 長野県の高校だ能力的には熊野高校と同じレベル
圧勝だった
続く準決勝 相手は北北海道の礼文北
あと少しまで追い詰めたが敗北 熊野高校初めての秋の全国大会は1試合のみ勝利で終わった
春の選抜へ
春の選抜出場決定の電話がかかる
まぁ秋の全国大会へ出場している時点で春の選抜の出場も決定していたようなものだが
抽選会でくじ運の良さを見せたかったが、最高のくじ運とまではいかなかった
下のブロックになっていたら気持ちも余裕で甲子園へ乗り込めたのに
1回戦 兵庫の洲本
ギリギリの勝利
雨で打線も湿っていたのだろうか
2回戦 広島の広島
どのみちAランクと当たるので覚悟はできていた
1回戦に続きギリギリの勝利
準々決勝 鹿児島の薩摩
Aランクの広島と当たったあとなだけにCランクの高校と当たるとホッとする
打線に期待しよう
しっかり点を取り、投手は抑えて完封勝ち
準決勝 岩手の大船渡学園 去年の春の選抜優勝高校
胸を借りるつもりで試合に臨もう
8回で1点差・・・こちらは10安打するも2点という打線に繋がりがない
しかし試合はそのまま熊野高校の勝利
そして決勝
相手は
福岡の太宰府
またしても
熊野高校の前に立つか
今度こそは勝ってみせる
6回終わって熊野がリード
この流れは勝てるか?
8回も終了 点差は変わらず
スタンドがざわついてきた
9回2アウト
エースの長谷川はここまで球数130球を超えているが疲れを見せていない
スタンドからはあと1人の大合唱
最後のバッターを三振にとり
ついに熊野高校全国制覇達成
全国制覇したオーダー
1番ファースト川﨑 切り込み隊長
2番セカンド渡辺 機敏な守備でセンターラインを固める
3番ライト谷口 ヒット性の当たりを反対方向へも強く打てる
4番センター野村 チームで1番のパンチ力を持つ
5番サード角田 特殊能力は多く持つがいまいち使えていない
6番レフト小池 打席での存在感を放ち相手投手へプレッシャーをかける
7番ショート井本 チームのムードメーカーと下位打線からの流れを作る
8番ピッチャー長谷川 クイックが苦手だが伸びのあるストレートとピンチの場面に強い
9番キャッチャー野田 1年ながらリード力を見込んでレギュラーにした
全国制覇その後
春の選抜で全国制覇したものの夏の甲子園で全国制覇しなければとチーム作りに入ろうとしたとき
理事長に呼ばれた
「監督全国制覇おめでとう。熊野高校のブランドも全国へ鳴り響いたよ」
「ところで監督には島根の系列校へ行ってもらいたい」
「そこでも全国制覇を成し遂げてもらえないだろうか」
本当であれば夏の大会も山口県で挑みたかったが、理事長に頼まれたら仕方ない
給料も爆上がりだ
島根県へ向かうとしようか
続く?