中国地区大会でコールド負けしたものの、まさかの春の選抜出場が決まった熊野高校であった
突然の出来事に準備ができていないまま甲子園へ
果たして熊野高校は甲子園で勝利することが出来るのであろうか?
https://kazubear.com/eikan9-3栄冠ナイン全国制覇の道#4
春の選抜
以前の高校では何度も踏み入れた甲子園球場だが、やはり久しぶりに来ると良い雰囲気だと感じる
他の球場にはない何か独特の空気感が確かに存在している
初戦の相手は佐賀県の神埼北高校
9回無死満塁まで追い詰めたが力及ばず・・・だがこの経験は熊野高校にとって良い結果となっていずれ返ってくるだろう
新入部員
今年の新入部員は8人
スカウトで声をかけた選手は全員入校してくれた
特に天才かもしれないと目をつけていた「松尾」が入校してくれていたのは嬉しい誤算だったが、どうやらチャンスの弱さと盗塁が苦手なところを見て他校は手を引いたらしい
そして今年のレギュラー候補「岡田」打撃に期待したい
他のスカウト選手も使えるかもしれない
夏の県大会
夏の県大会前にミゾットに就職した教え子が器材のローラーを提供してくれた。これでグラウンドレベルも37となった
抽選会では、他校からまた監督が来てると陰口を言われるが気にしない。
大会前に萩原がパワーヒッターの特訓をして欲しいと要望があったので、期待はせずに特訓をすると習得したが、守備も足も低能力なので代打専門か・・・
夏の県大会前の総合戦力はD。ずっとDな気がする
1回戦 長門農業 勝利
2回戦 岩国 勝利
準々決勝 和木北 勝利
準決勝 山陽小野田 敗北
山陽小野田に敗北したことで評判が「そこそこ」に落ちてしまった
夏の甲子園への道はいまだ遠い
それにしてもキャッチャーマスクが顔にフィットしていない選手が多く見受けられる。安全性は大丈夫なのか?
新チーム
新チームのキャプテンは内気な「高橋」
自ら大きな声を出してチームを引っ張るタイプではないが、野球への取り組み姿勢でチームメイトから信頼をおかれている
甲子園へ出場するための器材も揃ってきた。グラウンドレベルも52まで上がってきたからあと半分だな。しかし強豪と呼ばれる高校にならないとグラウンドの土を黒土に入れ替えるまでは理事長も許可しないだろう
1年のときからダッシュさせている「片山」がプロでも通用するぐらい足が早くなっていた。さらなる高みを目指すようダッシュの指示を出した
秋の県大会は1回戦負け・・・9回に一挙5点を奪われ逆転された
いままでの指導方法では勝てなくなってきているのだろうか
ドラフト会議では今年も3人指名された。「平野」が4位と今までで一番良い指名順
スカウト
スカウトは山口県にしか行けない。今年も山口県は特色なしで選手のバランスも良くない。早く全国津々浦々にスカウトへ行けるようになりたい。
とりあえず「樋口」と「鈴木」に声をかけるが、鈴木の反応はいまいちだ。そりゃ熊野高校は評判もたいして良いわけではないから仕方ない
将来性のありそうな「高橋」にも声をかけるが反応はいまいち・・・
入学式まで
秋の県大会を1回戦敗退したため、中国地区大会にも出られず、試合経験が全く足りない。なんとか練習試合を2試合組むことができたが、ひたすら基礎練習の日々を部員達は過ごす
このままではチーム力が著しく下がってしまい、負のスパイラルにハマってしまわないか気がかりだ
続く
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