庭の花壇作りやアプローチ作りに取り掛かろうと思っている一砂です(@kazunabear)
コンクリートブロックって基本的には灰色から白っぽい色になりますよね。
今回はホームセンターで売っているようなカラーコンクリートブロックを自作できるのか実験してみました。
うまくいくなら、アプローチ作りに取り入れようと思います。
カラーコンクリート(モルタル)ブロックの作成実験
カラーコンクリートを自作できないかと思ったきっかけは、庭のアプローチ作りのためにコンクリート枠を購入したけど、基本的にコンクリートなので完成しても全体的に同じ色になってしまうなぁって思ったからです。
購入した枠にコンクリートを流し込み固まると、イメージ的には写真のような色感になるはずです。
悪くはないかもしれないけどワンポイントで他の色があると良いかなぁって思ったり。
構造材の砂とセメントに着色することはできないと思うので、やるなら混ぜる水を着色させること。
ぶっつけ本番で施工して失敗したくないので、事前に実験してみることにしました。
塗料で着色できるかも?
水を着色させるといっても、どうしようかと考えていると閃きました!
塗料と水に溶かして、その水を混ぜたらカラーコンクリートができるかもって。
そういうわけでダイソーへ~
塗装用の水性塗料にするかアクリル絵の具にするか迷ったすえに今回は絵の具にしてみました。
なんでアクリル絵の具にしたかは、なんとなくです。ゴーストの囁き。
赤、黒、茶の3色買って実験です。
コンクリート枠の作成
タッパーか何かにコンクリートを流し込んでも良かったのですが、せっかく作るなら後から何かに使えるように正方形のブロックを作ることにしました。
これまたダイソーで板材2枚を購入。今回は縦横15センチ角のブロックを作るので、この板2枚で十分です。
15センチを2枚、板厚が12ミリなので17.4センチを2枚に切り分けます。
板はビスで固定するので、ドリルで下穴を開けます。
このインパクトは、購入してから6年になりますがバッテリーも弱くなっていないのでまだまだ現役です。
棚作りやちょっと穴を開ける程度なら大きいインパクトを買わなくても、このサイズで十分ですね。
ウッドデッキなどを作ろうって思っている人にはパワー不足だと思います。
下穴を開けたら2箇所だけビスと併せてボンドで接着して強度を上げます。
自分が使っているのは、タイトボンドっていうアメリカで主流の木工用ボンドです。
日本のみんなが良く知っている白い木工用ボンドよりも強力に接着できるのでオススメ。
L字に固定したものを2つできました。
コンクリート枠にPPシートを貼る
木材のままだと型枠からコンクリートを剥がす際に剥がれにくいと思うので、板の内側にPPシートと貼り付けます。
カッターで必要の大きさに切り出して両面テープで貼り付けたら完成です。
木枠に着色したコンクリートを流し込む
木枠に使ったPPシートの余りを下に敷いて木枠を置いてみました。
PPシートはガンプラを作るときにもパテや瞬間接着剤が接着しないので重宝していますが、ここでも役に立つなんてね。
砂とセメントを混ぜ、その中にアクリル絵の具を溶かした水を投入してさらに混ぜます。
少し水の量が多かったのでビシャビシャなモルタルになってしまったけど・・・表面に水分が浮いてるし。
作りすぎたのでロックグラスの中にも流し込んでみました。
木枠に流し込んで2時間が経過したところです。表面の水分は無くなっています。色は土色?です。
48時間放置した結果
仕事やらあったので48時間放置したらしっかり固まっていました。
アクリル絵の具の赤色っぽさはまったくありませんね・・・
PPシートの上で作ったので、モルタルがひっつくこともなくスルスル動きます。
裏面が気になったので、ひっくり返してみると、結構綺麗に発色していました!色素が沈んだ?ってことですかね?
木枠にPPシートを貼り付けたのが正解で、型枠からすんなりとブロックが外れました。
側面にも着色されているのが確認できます。表面も側面と同じぐらい発色してくれてると良かったんですけどね。
ちなみに表面を金属ブラシで擦るとわずかに色が出てきたけど裏面ほどではありません。
今回のまとめ
カラーコンクリート(モルタル)ブロックは自作できることがわかりました。
今回作成したブロックは15センチ四方の厚み6センチでアクリル絵の具を25cc全部使いました。
ブロック1個作るのに1本全部使っているとコスパ悪い気がしますね。
これが半分ぐらいの量でも発色されるのかや、他の色はどうなのか、厚みを薄くするとどうなのか?ってところを今後検証していきたいと思います。